


![]() 教育学者の大田尭氏の経験談に、こんなお話しがあります。 「人間はどうして二本足で立って歩くようになったのですか」 大田氏は、ある授業のなかで、突然このような問いを、子どもから投げかけられたそうです。 いろいろな方面からの説明があります。でも、大田氏はどれもピンときませんでした。最後にはこのように答えたそうです。 「その気になったからだと思う」と。 それを聞いた子どもが、こう言ったそうです。 「先生、人間はやる気になったんだなぁ。」 (注:このお話しは、大田尭『教育とは何かを問いつづけて』(岩波新書、1983年)、P164〜P165からの引用です。)
何といっても子ども自身が「その気」にならなくては、いくら勉強しても、子どもが勉強に面白みを感じることはありません。子どもを「その気」にさせることができるかどうかが、ポイントになってきますね。 ここでは、頭ごなしに「勉強やるぞ!!」ということではなく、まず何より子どもの気持ちの状態に目を向けます。そして、子どもが「その気」になっていくようなサポートを行っていきます。
では、子どもが「その気」になっていくようなサポートとは、どういうものでしょうか。 例えば、昨日分からなかった計算が今日は20分かかったけど自分で解けた、昨日までミミズの繋がりにしか見えなかった英文がつまずきながらも読めるようになった等々、それぞれの教科を通して、子ども一人ひとりの中に達成感を与えていきます。 しばしば、子ども一人ひとりの理解の早さは異なると言われています。計算の早さも異なるでしょう。しかし、もっと目に見えて明らかなのは、子ども一人ひとりの文字の書く早さが異なるということです。ここでは、そんな何気ない子ども一人ひとりの違いを認めていきます。
サポートの結果、何を目指すのでしょうか。 「やったー」という達成感を得ることで、子ども一人ひとりのなかに、じわじわとこみ上げてくるうれしい気持ちが芽生えます。その気持ちを、その子なりに気づかせていくことで、やがて勉強していくことに楽しみを感じられるようになっていきます。 結果として、勉強だけでなく、勉強を一つのきっかけに、生活全体において自分という存在に自信のもてる子どもに育てていきます。
学習支援、つまりサポートは、子ども一人ひとりの生活支援の一部分として考えます。 親御さんのお子さんに対する一番の心配は、勉強のことだと思います。でも、子どもは、勉強だけでなく、友だちづきあいのこと、部活動のこと、親や教師からの何ともいえないプレッシャー、親と自分の関係のこと、将来のこと…等々、いろいろな悩みに出くわしています。その悩みは、上手に言葉で表すことのできない不安な気持ちとして、お子さんの中に蓄積されています。 学校生活や、学校における勉強は、子ども一人ひとりの生活の全体ではなく、一部分にすぎません。子どもが勉強をする「その気」になるためにも、生活全体の不安な気持ちを支えてあげることが重要になってきます。つまり、勉強のサポートだけでなく、生活全体のサポートを、子どもは求めているのです。 ここには、子どもや保護者との相談関係をライフワークにしている、「聖十字広場」相談担当の大垣内先生がいます。勉強のサポートだけに留まらず、学習も含めた生活全体の支援ができるのが、ここ「ひとなる」なのです。 もちろん、お子さんだけでなく、小学生から中学生、また高校生の子育て期にある保護者の相談を、いつでも受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。詳しくは、同ページ内「きいてきいて」をご参照ください。 小学校高学年から中学2年生(中学3年生の希望があれば相談にのります) お子さんが勉強したいという教科全て。 何の教科を勉強するかは、その日にお子さんが勉強したい教科によります。 例えば、以下のようなパターンが考えられます。 ・ 数学が苦手だと感じているお子さんなら、毎回数学でも良いです。 ・ 「今日は学校で数学が2時間あったから今日はここで英語をする」とお子さんがいうなら、英語をすることになります。 ・ 中学2年生だけど、中1の数学をもう一回勉強したいということなら、中1の数学をやります。 ・ 小学6年生だけど、算数が好きで好きでたまらなく、もう小6の算数は飽きたから、中1の数学を勉強したいというお子さんなら、中1の数学を勉強していきます。 ・ 小学生でも英語が好きなら、きっかけとして中1の教科書を使いながら英語を勉強していきます。 毎週月曜日から金曜日まで。 土、日、祝はお休みです 毎日来ていただいてもかまいませんし、週何回か来るということでもかまいません。 毎日開かれているので、お子さんが来たいと思う日に来てください。 注:「ひとなる」は、いろいろな人が自由に集まり交流を深める、「聖十字広場」の一部分にすぎません。 したがいまして、基本的には毎週月曜日から金曜日まで開いていますが 使用する部屋が使えない場合もあります。その場合は、学校の勉強はできません。 たとえば、地域のお年寄りの集まりや、子育てサークル等の集まりの時は、部屋が使えないことも あります。でも、そのときに、子どもが来てはいけないという事ではありません。 地域のおとなと、何気ない会話や関わりを通して、地域のことを一緒に考えるということはできます。 子どもにとっては、貴重な勉強になることでしょう。 また、それは地域のおとなにとっても、貴重な勉強の機会に違いないのです。 18:30〜20:30。 この時間内であれば、好きな時に来て、好きな時に帰って頂いて構いません。 各コースがあります ![]() ・入会金は500円です。 ・ 全ての学年のお子さが、同じ料金です。 ・ 教材費はかかりません。 但し、教科書を勉強していく上では、「教科書ガイド」は、どうしても必要です。それは各自で購入して頂くことになります。 家庭教師を想像していただければ結構です。 ただし、こちら側から、あえて何かを与えるということは、行いません。 その子その子が、勉強したいものに、じっくりと付き合っていくという体制です。 もちろん、数学なら数字を変えて問題を作成したり、社会の問題をつくったりということは行います。 基本的には、子どもの持っている問題集で勉強していきます。その子にあった問題集の選択をアドヴァイスします。 女3名 男3名 (教員免許取得者や将来教員を目指す若者) 相談担当: いちろう先生・・・教員退職者(スクールカウンセラー経験者) ありもと先生・・・幼稚園園長。子どもの更正にかかわる仕事の経験者 ・体験入学みたいなのは、特にありません。 お子さんに来たいという気持ちがあるなら、いつでも「ひとなる」が開いている時間に来てください。 保護者の方もご一緒に、いつでもどうぞ。 |